27.僕のヒーロー怪人コネロクw
タマの世界征服
 
  @熊本 工藤工務店タマの世界征服TOP > 目次
  27.僕のヒーロー怪人コネロクw
 

タラララッターラタ、タラララッターラタ~♪みんなのヒーロー覆面ライダーは今日も行く!『次回、危うし!覆面ライダー子供達の公園を守れるのか?前編』お楽しみに~♪タラララッターラタ、タラララッターラ、タ~タラララッターラターター♪

「なんだ…今日も怪人コネロクは負けてしまった。でも次回こそは、覆面ライダーがピンチになって、怪人コネロクが勝つのか?」

こたつでゴロゴロとしながら怪人コネロクを応援していたタマ。スッと起き上がりグーッと身体を伸ばし縁側へ向かう。

「今日は天気が良くないにゃ。おまけに寒い。」

じっと外を眺めた。

「そうだ、僕の毛布…」

奥の押し入れの前に置いてある毛布に乗っかり、いつものように、念入りに毛づくろいをした。今日はタエちゃんが留守でいない。

「静かだ、ゆっくり眠られそうだにゃ。」

毛づくろいが終わると毛布に潜り込んだ。フカフカの毛布にもぐるのは暖かくて気持ちいい。もぐってすぐ怪人コネロクを思い出した。

「覆面ライダーを倒せ、人間に仕返しすするんだ!」

そう思いながらウトウトと寝ようとした時、

「ママ~タマは何処かな?」

「タエちゃんお帰りなさい。タマは毛布に包まってるんじゃないかしら。」

タタタタタタ…

「にゃに!帰ってきた…どうするにゃ…」

動揺するタマだった。


                        
タマの世界征服 TOP
@熊本 工藤工務店
 Copyright(C) 2011 Kudou All Rights Reserved